東日本フェリー
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03年6月に会社更生法を申請。
北海道-本州航路を運航している内航フェリー会社。
常石造船グループの神原汽船と、甲子園運輸倉庫が会社更生中の東Fグループヘの支援を試みたが撤回。
東Fと東Fのグループである九越フェリーは、現在独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構との間で6千トン1隻、1万1千トン2隻を共有している。つまりこの3隻分の内130億程度が機構への債務となっている。
この東Fと機構の債権免除調整が折り合わないことが要因で、神原と甲子園が支援を見送ることとなった。
東Fは機構への債権に対する考え方が甘く、国家予算から補ってもらおうとする考えが強く、それが現実となるわけなく、支援者が見つからない現状況になっている。
東F側は赤字航路がどの程度赤字なのか情報提供することなく、機構や港湾管理者へ債権・港湾使用料の減免を要求をしている始末。
現在の会社更生活動では更生の可能性が低く、債権者の悲鳴をきくことになる。