東日本大震災 被害船情報 14日18時更新
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船主:不明
用船社:不明
積荷:電力炭
東京電力の常陸那珂火力発電所。
パナマックスバルカーがアンローダーのバケットエレベーターを突き刺した状態。
・C.S.VICTORY
船主:中国総業
用船社:商船三井
積荷:カオリンクレー
積地:サバンナ?
前港:苫小牧
日本製紙石巻工場向けにカオリンクレーを揚荷役していた最中に津波を受けた様子。
・PAC ATHENA
船主:PACCship UK Ltd
用船者:不明
積荷:GRAIN
積地:たぶんNOLA?
八戸港の東北グレーンターミナルで荷役中に津波を受け船体損傷。浸水有り。
・GOLDEN GRACE
船主:日正汽船
鹿島港の鹿島石油で製造したパラキシレン6,000tを積載したケミカルタンカーが鹿島港内で漂流中。住友金属工業の製品バースに接岸中の内航船が避難出来ず?
写真の右側には倒壊したクレーンが見えます。
・CHINASTEEL INTEGRITY
船主:China Steel Express Corporation
用船社:川崎汽船?
船種:ケープサイズバルカー
積荷:鉄鉱石
積地:Sepetiba, Brazil
鹿島港で座礁中。
下記画像でのAISではAground
LPGバースの近くに着座しています。
・KATSURA
13日夕方原料バースに再接岸。タグ付荷役。
航行不自由船を優先的に空荷にして、Classからの臨時航行(曳航)許可を得て近場のDock(三菱重工・横浜、三井造船・由良、IHI・相生、常石造船・常石の何れか)に向かうのか?
H&Mは三井住友海上か?
・航行不能のKARATU(第一中央汽船の社船)にFIRST IBIS(同左)が1.7knot(エンジン)で接近しています。
・KATSURA
船主:第一中央汽船(社船)
住友金属鹿島に接岸中に昭和産業の穀物バースまで流された模様。
12日22時頃4隻のタグに牽引されて出港した模様。自力航行不能との噂あり。
下記画像では出港スタンバイ中。ハッチカバーがずれています。
・PINE WAVE
船主:NSユナイテッド海運
船種:電力炭バルカー
積荷:電力炭
積地:Roberts Bank, CANADA
相馬共同火力発電の新地発電所にて荷役中に桟橋・アンローダーに接触か?
(画像:No.5 S H/Cがずれています。画像は不鮮明でわからないのですが、たぶんアンローダーのバケットエレベーターが2機乗っかっています。)
・Long Mu Wan
船種:2,600TEU コンテナ船
釧路で一時的に漂流。
・EMU ARROW
船主:Gearbulk
鹿島港の公共埠頭に接岸中に津波を受け船体損傷。
本線からの報告によると、近場に浮遊する船あり。(上記、GOLDEN GRACEのこと。)
ハッチカバーが斜めになっています。
・SHIRAMIZU
船主:日本郵船
船種:電力炭バルカー
積荷:電力炭
積地:Newcastle, Australia
相馬共同火力発電の新地発電所で荷揚げ中、港内で座礁したとのこと。
常陸那珂火力発電所(前港)との2港揚げ
・SHIROUMA
船主:東予産業(今治)
用船社:日本郵船
船種:電力炭バルカー
積荷:電力炭
積地:Abbot Point, Australia
東北電力の原町火力発電所で座礁。
No.2P H/Cがずれています。
画像上から1,2番目のアンローダーは横転しております。
そして3番目のアンローダーのバケットエレベーター部分がSHIROUMAのNo.2P H/Cに乗っかっているように見えます。陸上施設の石炭ベルトコンベアは、地下に潜る手前(桟橋から陸上につながる部分)が損傷しているようです。相馬共同火力の新地発電所より被害が大きいように見えます。
・CORAL RING
船主:瑞穂産業(今治)
用船社:日本郵船T/C
積荷:常磐共同火力の勿来発電所や東京電力の広野火力発電向け電力炭
積地:hay point coal terminal, Australia
小名浜港で岸壁に衝突
ポートサイドのアコモデーションラダーに何かがくっついています。
小名浜港は見た目では被害がほとんど無いように見えます。
小名浜石油のシーバースに接岸しているAFRAMAXや公共の石炭バースの接岸船や揚炭機にも見た目での損傷は無いようです。
・仙台塩釜港CY画像(上:被災前、下:被災後)
・釜石港 新日本製鉄の桟橋
桟橋先端にケーソンブロック製作船が突き刺さっています。
*上記情報には憶測が含まれております。